卒業生は今!!

卒業生は今!! ご縁を頂いて正受庵にて

日付:2018年4月10日

第二十七期 横山 由廣

 専門課程は、臨済宗(長野県千曲市の開眼寺・柴田文啓住職)で研修を受けました。研修修了後、同年七月に妙心寺本山にて得度、同年九月より姫路市の龍門寺で、高齢者龍門寺一ケ年安居制度に入門し、修行を受けました。

 龍門寺での修行は、通常の僧堂修行より少々高齢者に配慮された内容で、何よりも冷暖房完備の個室を与えられましたので、夜はゆっくりと眠ることができました。

 妙心寺派のこの制度は、五年程前にできた制度で、定年退職後の第二の人生を僧侶になり、仏門で生活を希望する人のためにできたようです。修行内容は、読経・坐禅と作務の毎日で、読経と坐禅(呼吸法)は、副住職さんから毎日丁寧に指導して頂きました。作務は、単に作業をするだけではなく、作業をする中で様々な気付きができるよう工夫されていると感じました。大変有意義な一年であったと今更ながら感謝しています。

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静寂な佇まい「正受庵」
 今年の八月からは、長野・飯山の正受庵にて留守番として住んでいます。

 この庵は、臨済宗では中興の祖と言われる若き日の白隠禅師を指導した正受老人の庵として有名なところです。正受老人は、真田信之の庶子で飯山城で誕生しました。十九歳の時、江戸の至道無難禅師の下で得度し、二十歳で印可を受け道鏡恵端と名乗りました。その後三十五歳の時にこの庵に入り、以後八十歳で入寂するまで、この庵で坐禅三昧の修行生活を続けられたとのことです。

 また白隠禅師は、二十四歳の時にこの庵を訪れ八か月の間修行されたのは、正受老人六十七歳の時のことです。

 そのような由緒正しき庵ですので、近隣、遠方を問わず毎日大勢の方々が拝観に来山されます。私も時間の許す限り、説明や会話の機会を頂いて、毎日楽しく有意義な一時を過ごさせて頂いております。また、この庵は、檀家さんがいませんので、以前より飯山の有志の方々がこの庵を守ってきました。新入りの私もその方々の強力な支援を頂きながら、大切な留守番の仕事に精を出しております。仏教塾卒業生の皆様も、折を見て是非お出かけください。合掌

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