卒業生は今!!

卒業生は今!! 仏教学びの随想

日付:2017年12月10日

第29期 䅈 敏孝

 四月に修了式を終え、今は、今後の学びについて、長野県千曲市開眼寺の柴田和尚様にいろいろご指導を頂いております。

 今回も六月十一・十二日の土日に開眼寺に寄せて頂き、「会社の仕事と、仏教の勉強の二兎を追うことなく、そろそろ一つの道に向かって専心されてはどうか」とご指導を受けました。

 日曜日の朝は、軒先に巣を作る燕の囀りで四時に目を覚まし、五時からご近所の方もご一緒に坐禅。朝課の読経での観音経はまだまだ和尚さんのスピードには追随出来ず。粥座をよばれた後、ご近所のおじさん(七十五歳)と和尚様(八十二歳)、それに私の三人でお寺の周囲の草取りと草刈り、草刈りはエンジン付き草刈り機で、斜面を刈っていく。皆さん急な斜面をしっかり踏ん張って刈っていかれる。私は、二十数年ぶりの草刈り機使用、皆さんのように出来るか少し不安がありましたが、なんとか、刈れて、終わった後を見ると少しお役に立てたかなと思いました。草抜きをしていると、ご近所の小学校低学年位のお子さんが、「和尚さん居る?」と言ってやってきて、「あちらにいらっしゃるよ」というと「ふ~ん」と言って和尚様の所に行き、「おばあちゃんに飴もらっておいで」と言われて、和尚様の奥様の所に行って飴をもらってから、また私の前に来てしゃがみ、「おじさんもお坊さん?」と聞き、「おじさんは今勉強中なんだよ」というと「ふ~ん」、「草抜き手伝ってくれる」「うん」と言って抜きはじめ、「アッ、蟻がいた」「ここにも居るよ」「一匹、二匹、...五匹もいる」「いっぱいいるね。皆、ご飯を探しているんだよ。小さいご飯は一人で持って帰るけど、大きなご飯を見つけると、皆に知らせて、皆で行列を作ってお家に運ぶんだよ」「ふ~ん」。しばらくしたら近くで友達の声が聞こえ「アッ、A君だ」と言って走っていった。

 近所の人が草刈りを手伝って頂いたり、小さな子供が遊びに来る、お寺の大切なあり方を身近に感じることが出来る一日でした。

〈近況報告〉 平成二十九年七月二十六日 京都妙心寺において、臨済宗僧侶・「碩堂」の名で得度されました。(編集部)

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