• HOME
  • 新着情報
  • 卒業生は今!! 仏教塾への道と修了後のあゆみ

卒業生は今!!

卒業生は今!! 仏教塾への道と修了後のあゆみ

日付:2017年1月10日

第二十二期 稲津生壽(厚生)

 現在、東京都町田市・・孝養寺の代表役員・住職を勤めています。拙寺は、江戸時代以来真言宗豊山派に所属していましたが、宗教法人法制定(昭和二十六年)を機会に、浄土真宗大谷派と縁が深かった前住職の指導の下で、既成宗派を離れた単立の宗教法人として都の認証を受けました(昭和三十二年)。

184-16-2.jpg
檀信徒と善光寺(長野県)参拝

 玉川大学で園芸植物育種学の研究者・教育者としての途に就いたばかりであった二十歳代の私が前住職のもとへ弟子入りした主な理由は①四歳の時に二歳の妹が亡くなり、篤信の両親と寺参りをする機会に恵まれたこと②大学生活を過ごし↓卒業後勤めることになった玉川学園・玉川大学の創始者・小原國芳師提唱の全人教育では、宗教的陶冶が不可欠であること③学生時代以来「経典文学読書会」などで指導を受けた当山前住職との間に、入門の機縁が熟したこと、であります。ただし、大学での勤務に多くの労力・能力を要したことと、また当山自身が「本山」であるために、他の機関での僧侶資格取得が外面的には必須ではなかったことから、前住職の下で、超宗派的仏教の奥義と、主に浄土真宗の典礼を学ぶというのが、専らの仏道修行でした。

 前住職の遷化(平成四年)の前年、住職に就任しましたが、大学での勤務も続けたために、主に浄土真宗系の僧侶である親族・友人に多くの支援を受けて、寺を運営しました。六十五歳の定年退職↓一年間の非常勤勤務を経て、ようやく身と心が軽くなり、寺を預かる者としてのスキルを磨くための学習機会を求めました。この折に縁が開けたのが東京国際仏教塾で、平成二十一年四月開講の第二十二期生として入塾しました。拙寺では、日本の代表的な(=寺や信者さんの数が多い)各種宗派とご縁をお持ちの方々と、すでにお墓の分譲等を通じて結縁しておりましたので、複数の宗派の指導者・寺院に学べる入門課程のカリキュラムは有り難いものでした。専門課程における選択に当たっては、拙寺の歴史を踏まえ、またある程度心得のあった浄土真宗以外で学ぶ意義を考えて真言宗を選び、仏教塾の課程修了後も、主に高野山真言宗で学習を継続。現在は高野山大師教会内の信仰団体・真弘会を拠点として修行させていただいています。加えて東京大谷声明学園では主に浄土真宗の典礼修行を、また法隆寺夏期大学や四天王寺主催の講演会等を通じて聖徳太子に親しみ、和風仏教の原点研修に努めています。研修に当たっては「仏教文化は、他のあらゆる宗教とはもとより、あらゆる人間文化(科学、倫理・道徳、藝術、健康・スポーツ、産業・経済など)とのコラボレーションが可能、かつ有意義な文化」との理念のもとに励んでおります。

184-16-3.jpg
宗教法人責任者らと共に-境内の里山保全活動

 これらの研修をいしずえとして、拙寺では、日常的な年回法要や葬送に伴う一連の儀式に加えて、修正会、涅槃会、春秋の彼岸会、灌仏会、うら盆会と施餓鬼会、成道会、(当山周辺の)鶴見川上流域 花・虫・鳥・文化の観察会(隔月)、寺巡り・花めぐり宿泊旅行(隔年)などの行事を催行しています。それらが目指すところは、三世にわたる山内や有縁の僧侶・スタッフ、並びに檀信徒からなるサンガ(僧伽そうぎゃ、和合衆、仏道を修する仲間・友情)を形成することにあります。

カテゴリー:

  • 平成29年度(第30期)塾生
    「塾生募集のお知らせ」へ
  • 卒業後、それぞれのあゆみ
  • カリキュラムのご紹介
  • 機関誌「仏教文化」
  • 東京国際仏教塾20年の歩み
  • 塾生統計等
  • プレスリリース

東京国際仏教塾

新宿事務所 〒151-0053
東京都渋谷区代々木2-4-3
町屋事務所 〒116-0001
東京都荒川区町屋1-2-1-3F

TEL:03-3809-5930 FAX:03-3809-5935

ウェブからのお問い合わせ

このページの先頭へ