大勢の僧徒により行われる報恩講はまさに壮観十二月十九・二十日、千葉光明寺では報恩講が行われました。
報恩講とは親鸞聖人のご命日に聖人に対する報恩謝徳のために営まれる法要行事です。
報恩講は大逮夜法要、晨朝法要、満日中法要という三部構成になっており、十九日の午後に開始されました。式衆は五十名以上にも及ぶ大がかりなもので、その大部分は塾卒業生の方。伝習学院で研鑽を積んだ皆さんの披露の場でもあります。
メインは二日目に行われる満日中法要です。
中でも目をひいたものの一つは報恩和太鼓。十二期卒業の村井英次師と太鼓仲間の小泉謙一氏により力強い太鼓の演奏が繰り広げられました。
もう一つのヤマ、坂東曲では、式衆方の、聴く者を圧倒する節回しが発せられました。
市原悦子さん最後は、市原悦子さんの特別講演です。「私の選んだ女優の道」と題して、市原さんが女優を目指すことになったきっかけから、これまでの歩みをお話になり、質疑応答をはさんで、最後は朗読で締めくくられました。
「役者はたくさんの人に支えられることを忘れてはならない」、「終戦後の困難な時期に、分け合う、感謝の気持ちといった人間として持つべき心得が身にしみた」とおっしゃっていたことが印象的でした。
朗読では灰谷健次郎『子どもの詩集』といった子供の素直な思いをつづったものから、あまんきみこ『ちいちゃんのかげおくり』といった戦時期の悲しいお話まで、声をさまざまに使い分けながら、臨場感あふれる声色で朗読されました。
参加者からの質疑応答では、率直にお答えくださり、市原さんの人柄に魅了される講演会となりました。
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