卒業生は今!!

卒業生は今!! 塾卒業後の私の行持

日付:2019年6月10日

第十六期 水野 達也

 一年間、仏教三昧の日々を過ごした「東京国際仏教塾」を卒業後、菩提寺(慶昌院)で坐禅会があることを知り、伊藤ご住職の承認をいただいて、毎週日曜日の朝六時からの坐禅会に参加しました。この坐禅修行は二年六か月ほど続きましたが、私の病気による入院が原因となり中断することになりました。

 その後、知人の歯科医院長が隣接するホールで、講師をお招きされて月一回の仏教講座を開講されました。この講座は『妙法蓮華経』を中心とした内容のものが多く、約十五年の今日まで続いており、私たち夫婦は最初から参加しております。これがご縁で、講師の蟹江住職(日蓮宗・道心寺)からお誘いがあり、道心寺の法話会に夫婦で参加しました。そして道心寺の檀家の方々と、中国の天台山・天童寺などへ行く機会をいただきました。

 この中国の有名なお寺への参詣は、私にとって大変意義ある旅でありました。しかし、道心寺での法話会は、三年有余の期間お世話になったところで、妻の病気のために出席できなくなりました。

 その後、自主的な読経と仏教書を繙いておりましたが、さらに仏教思想を深めたいと思い、愛知学院大学宗教文化学科の聴講生として、私の学びたいと思う仏教の授業を選択して通学しました。大学へ五年六か月在籍したところで、居住地域の自治会長を受けることになり、やむなく大学での聴講生を中止することになりました。

197-13-2.jpg 私が最初に仏教に関する文章を書いたのは「東京国際仏教塾」での提出課題からです。今回発刊した『折々の仏教修法記』(写真)は、塾から始まり、その後の仏教に関する諸々の学び、興味を持った課題などを整理して理解したことを文章としてまとめたものです。またもう一つは老いを重ねるごとに読書したり講義を聴いたりと学ぶ意欲はありますが、その時は理解しているつもりでも、時の悪魔が邪魔をして忘れてしまいます。このように私の老いの存在を認識し、私の理解し、考えたことを少しでも残しておきたいと思い書いたものです。この文章が一定の量があることに気付き、私の人生修行の最終段階の成果として一冊にまとめることができないかと考えた結果が『折々の仏教修法記』として完成したものです。

 最後に本とは別事ですが、友人、近所に住まう知人などが鬼籍に入った時には、家族の了解を得た場合に限り、大体お通夜式の前に、宗派が異なっても、それぞれ私なりの構成したお経をあげさせていただいています。

 これも私の過去からの修行の継続であり行持の一貫の一つと考えております。

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