卒業生は今!!

卒業生は今!! 三態・三様・三驚!

日付:2017年3月10日

第二十期 稲村 嘉彦

185-14.jpg 六十三歳の時に東京国際仏教塾を知り、第二十期生として入塾し半年の基礎講座を受講しました。専門課程は浄土宗に進む予定でしたが、その年の秋は仕事が多忙な時期に重なり、専門課程進学は一年遅れとなり二十一期生とご一緒させて戴くことになりました。

 二十期生も二十一期生も浄土宗に進んだ方々は、勉強家が多く真剣に取り組まれ、気圧される日々でした。自分なりにいろいろな本を読みましたが、念仏を唱えれば足が痺れ、本を読めば眠くなることが多く、同期の方々からどんどん遅れる一方でした。

 暫くして体調を壊して(修行が厳しかったわけではありません)入院した折に、入院患者老人三態を観て考えさせられました。

 

Aさん:会社の偉い人のようで見舞い客が多く来られましたが、自分は如何に重病であるかを都度説明し、死ぬかも知れないと一生懸命に説明していました。
Bさん:見舞い客は余りいませんでした。看護士が巡回に来るともう大変です。離さない。話の内容は覚えていませんが、忙しい看護士も辟易していました。寂しかったのでしょうか。
Cさん:見舞いの家族(奥さん)に威張り散らし、聞くに堪えない状況でした。

 

 退院後に街を歩いていたとき、元気な老人たちの三様を観ました。

 

悠々自適と称している人は:痴呆予備軍ではないか?
ボランティア活動に励む:小さな親切大きなお世話ではないか?
余生を趣味三昧の生活を楽しむ:時間と金の浪費ではないか?

 

 今思うと、上記六人はすべて小生の姿ではないか! 観音様が姿を変えて小生に自覚を促されているのではないか?と思うようになりました。

 

 最近の小生の三驚
一、新しい事や知らない事を知ることに驚ける驚き
二、綺麗な景色や孫の成長に感動できる驚き
三、何かの技術を上達したいという願望があるという驚き

 

 まだまだ蓮の葉に遊ぶ水滴がコロッと落ちる時期ではなく、今まで戴いた何かを未だお返ししていない事を認識して、もう少し生きて行こうかと思う日々です。終りに小生の好きな言葉です。
 

「汝の悟性と哲学を披歴することに憚ることなかれ」

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