松浦師による声明の講義受講生は前日から宿泊し、朝五時には起床。六時、肌寒さを感じさせる本堂の中で朝課が行われ、一日目の修行がスタートしました。
初日はまず、履修に当たってのガイダンスに始まり、今井学頭の講義、法儀実習、お経の読誦、礼拝行・止観といった実習が行われ、二日目には松浦長明師による台密の講義と声明の研修と盛りだくさんの内容です。
また、多くの卒業生も今回の修行に参加し、講師陣の指導補助に当たっておりました。
得度を希望する卒業生は研修生として長福寿寺の研修に参加することが求められ、彼ら独自のカリキュラムがあるものの、新受講生と共通する部分は一緒に受講し、授業のサポートをします。
声明の授業では、受講生とともに十九期の下川原、二十一期の池上、小久保、小野寺、大沢の各氏も参加しました。
天台声明は独唱が基本のため、各人、松浦師から指名されて独唱を行いましたが、緊張のせいか、上手くいかず苦戦しておりました。
三時過ぎに解散となりましたが、松浦師から来月までに三つ、お経を覚えてくるようにと課題を出され、受講生は開放感と同時に、やや悲壮感を漂わせながら帰途につきました。
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