授業情報

臨済宗

日付:2009年12月10日 関連記事:「仏教文化」142号より

手取り足取りの作法実習手取り足取りの作法実習
 今年の臨済宗コースは十四日に始まりました。教場は第二回修行でお世話になる、千葉県富津市の鹿野山禅研修所。

講師は同研修所指導員で常禅寺住職の高野公義師。また、塾卒業生の田村(八期)、湯口(十九期)、稲川(二十一期)の各氏も参加され、第二回修行でご指導下さった箸方宗達師も講師補佐として来てくださいました。

 今年は九名が受講することとなり、講師陣は、増加に驚くとともに張り切って臨んでおられました。

 初日、房総半島は天候不順。かつ突風に見舞われ、内房線が止まってしまい、遅れた方がでたものの、無事開講の運びとなりました。

 本コースでは、経、作法、坐禅、作務が中心のカリキュラムとなっております。

 午後から始まった授業では、まず、作法の説明が行われた後、木魚、小けいを用いて「般若心経」、「消災呪」を唱えなる実習に入っていきます。三班に分かれ、本堂では先輩方が撥などの使い方を教授し、受講生が練習。班ごとに箸方師のいる茶室のほうに移動して、実際の法具を用いて実践し、師から指導を受けておりました。

 受講生はお経がすらすら読めていない状態なので、経本に気がとられて腕が止まってしまいがち。中にはスムーズにできる方もおりましたが、苦戦しておりました。

 先輩方によると、かなり練習しないといけない方もいるが、初めてにしてはよくできているとのこと。箸方師は「上手下手ではなくやることが大事」とおっしゃっています。

 これから、四弘誓願、白隠禅師坐禅和讃と扱うものも増え、三月のテストまでには経本を見ないで唱えられるようにしなければなりません。

 実習は夕方遅くまで続き、空は美しい夕焼けをみせておりました。

 その後は薬石(夕食)。高野師らとともに食事をいただきます。禅堂の食事作法にのっとって行われておりましたが、桶を運ぶ際、第二回修行の飯台看で重い思いをした記憶がよみがえってきたことでしょう。

 これから禅堂での坐禅、夕勤と続きます。

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