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浄土念仏修行 念仏に始まり念仏に終わる浄土修行

日付:2009年10月10日 関連記事:「仏教文化」141号より

部屋を暗くして一心に木魚を鳴らす部屋を暗くして一心に木魚を鳴らす
 九月十八日から三日間、千葉光明寺にて浄土念仏修行が開催されました。

 本修行は、必修の方のほかは、一日ごとの参加が可能で、二十五名が全日ないし都合のよい日時を選択して参加しました。

 初日、午前は大熊学監によるガイダンスと講義。午後からは実践修行に入ります。

 本修行の中心は別時念仏と礼拝行。別時念仏は木魚をたたきながらの念仏で、礼拝行は「南無阿弥陀仏」と唱えながら五体投地を延々と続けていくものです。ともに灯明の光を頼りに行い、仏名会さながらの雰囲気が醸し出されておりました。どちらも体力を使うので高齢の方には少しきつかったようでした。

一日の締めくくりは学監による講義一日の締めくくりは学監による講義
 最後は講義。初日は大熊師より「聖道門と浄土門」をテーマにしたお話があり、両者の比較から浄土の教えを解き明かされておりました。前者は縁起の世界に自己を没入してなりきるのに対して、後者は智慧が身の上に働かないという自覚をもって真如の世界からの働きかけに託すという違い、それもすべてを託すのが絶対他力であり、浄土真宗はこの立場に立つとの解説がありました。翌日以降は浄土思想の系譜を詳説されておられました。

 この実践修行をもって入門過程修行は終了です。法華、禅に続く、これらの修行を経験することで、おおまかながら日本仏教を代表する各宗派の特徴をつかむことが出来たのではないでしょうか。

 あとは、学科レポートに取り組むことになります。

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