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「仏教文化」150号に寄せて ~150号に思う~

日付:2011年5月12日 関連記事:「仏教文化」150号

150号に思う

 塾の会会長 藤記省三

 佛教文化と言う言葉は美しい響があります。佛の教えの広がりを文化と捉えて、東京国際佛教塾の機関誌「佛教文化」は、佛の心をこだわりなく多角的に衆生に伝えるための機関誌で、二十有余年の間多くの人の心を支え愛読されて今、一五〇号を迎えました。そして靜かにゆれる法燈の暖みを感ずる文集に育ちました。編集の方針の先見性と文集作成の方達のご努力に深く敬意を感じます。

 「佛教文化」は還暦得度を願う大洞龍明師を塾長とし大熊信嗣師を塾監とし、多くの師僧、学者を師とする東京国際佛教塾と、そこで育った塾生達の歩みの記録でもあります。そして今や大きく響き合う記録となりました。これからも、何かと迷い多いこの世相に灯り続ける法燈として衆生の心の指針ともなり支えともなることでしょう。

 更に、嬉しいこととしまして、東京国際佛教塾では大乗の教えを深め、極東の民まで伝えた鳩摩羅什三藏法師の苦難に満ちた偉業を讃え、その足跡を究め、佛の道の原点に通ずる研究を行い探訪しております。佛教文化第一四八号のシルクロードに鳩摩羅什三藏法師の足跡を訪ねる記事は第一三七号記事と合せまして感動した方は多いことと思います。

 東京国際佛教塾設立の原点にも接する最適な研鑽課題と嬉しく思っています。

 これからも東京国際佛教塾がユニークな存在として、明るく輝く法燈として育ってゆくことを信じ、願っております。     
合掌

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